データサイエンティスト検定の対策と勉強法

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資格取得

データサイエンティスト検定 リテラシーレベル(DS検定★)について、取得までの勉強方法をご紹介します

難易度易しい~普通
合格率40~50%
勉強時間15時間
取得コスト15,390円
 受験料:10,000円
 参考書:5,390円(2冊)

データサイエンティスト検定とは?

データサイエンティスト検定は、データサイエンティスト協会が主催している検定で「データサイエンス力」「データエンジニアリング力」「ビジネス力」を問う試験です。単純な統計や機械学習の知識だけでなく、ビジネスに活かすことを前提にデータ整備から分析まで広くカバーしています。

データサイエンティスト協会では、見習いレベルの「★」から業界を代表するレベルの「★★★★」までスキルレベルを設定しており、今回のリテラシーレベル(★)はアシスタントデータサイエンティスト(見習いレベル)の試験となっています。

見習いレベルではありますが、データサイエンティストに必要とされるスキルが網羅されており、自身のスキルレベルを再確認する上でも取得をおすすめします。

試験日程CBT試験会場
年3回(6月/11月/3月)
受験費用一般 10,000円
学生 5,000円
試験内容問題数90問
試験時間90分
合格基準正答率80%程度
合格発表試験翌月の下旬にマイページにて発表

試験は受付期間中であればデータサイエンティスト検定の申込ページより申込できます。

データサイエンティスト検定合格への勉強方法

勉強方法としては参考書を読み、問題集を解くことで知識の定着を図りましょう。データサイエンティスト検定では過去問は公開されておいませんが、問題集を解いておけばほとんどの問題は解くことができます。

0. 必要な勉強時間

15時間程度の勉強で取得することができます。

1. 参考書を読む

データサイエンティスト協会から公式リファレンスブックとして参考書が提供されています。事細かに丁寧な解説があるわけではありませんが、試験範囲の内容について端的にまとめられています。

データサイエンス力

データサイエンティスト検定の出題範囲の大部分を占めますが、高校1,2年生レベルの数学知識と基礎的なデータ分析力があれば解くことができます。

混同行列や正解率/適合率/再現率、F値などは頻出のためしっかり抑えておきましょう。統計に関する知識は統計検定3級レベルの理解で問題ありません。

機械学習や深層学習についてはある程度の知識があれば問題ありません。(G検定ほどの知識は要りません)

データエンジニアリング力

1年程度の実務経験があれば問題なく解くことができます。

正規化手法(第一正規化~第三正規化)あたりは普段関わらない範囲かもしれませんのでしっかり理解しておきましょう。

セキュリティ関係についてはITパスポートレベルの理解度があれば問題ありません。

ビジネス力

こちらもITパスポートレベルの理解で問題ありません。データ分析寄りの内容が多く含まれますのでリファレンスブックを一通り読んでおけば対応することができます。

2. 問題集を解く

インプレスの問題集を利用しました。解説が丁寧なので間違えたり分からなかった問題は理解することができます。問題集のはじめに出てくる微分、ベクトル、行列などの計算は実際の試験でほとんど出てこないので数学が苦手な人は諦めずに進めましょう。

3. 受験する

データサイエンティスト検定はCBT方式での試験となっており、全国のCBT試験会場で受験することができます。
試験時間は90分で90問なので見直しなどをしていると試験時間をちょうど使い切る感じになります。

4. 受験後

解答速報

試験終了時に得点率の結果が表示されます。合否ラインは80%正解となっていますが、試験回によっては多少前後することも。

私の場合、データエンジニアリングは普段の業務で関わっていないので点数低めでしたが全体で86%の得点率となりました。

合格発表

試験翌月の下旬にマイページにて合格発表となります。

私が受験したのは第4回で
試験期間:2023年6月3日(土)~2023年6月25日(日)
合格発表:2023年7月26日(火)

でした。

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