IT系の基礎資格であるITパスポートについて、取得までの勉強方法をご紹介します。
難易度 | とても易しい |
合格率 | 50%前後 |
勉強時間 | 4時間 |
取得コスト | 7,500円 受験料:7,500円 |
ITパスポートとは?
ITパスポートは社会人/学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
出題範囲は多岐にわたりますが難易度は低く、基本的な社会人であれば問題なく合格することができます。(社会人経験のない学生の方は少し勉強する必要があるかも)
また、CBT(Computer Based Testing)方式のためいつでも受験できるため、自身のスケジュール似合わせて受験できるのがありがたいです。
試験日程 | 通年実施 |
試験場所 | 全国のCBT試験会場で実施 |
受験費用 | 7,500円(税込) |
受験方法 | 試験時間:120分 CBT方式 |
出題範囲 | 100問(小問形式) 以下の3つの分野について出題 ・ストラテジ系35問程度…経営全般に関する考え方など ・マネジメント系20問程度…IT管理に関する考え方など ・テクノロジ系45問程度…IT技術に関する考え方など |
合格発表 | 試験結果:受験終了後、その場で確認 合格発表:翌月の中旬 合格証書:翌々月の中旬 |
合格基準 | 総合評価点、分野別評価点のすべてが次の基準を満たすこと ・総合評価点 600点以上/1,000点(総合評価の満点) ・分野別評価点 ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点) |
ITパスポートの公式サイトから申し込みができます。https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
そもそもITパスポートが入門向け検定となっていますので合格難易度はとても低く、1週間ほど通勤時間の勉強で合格することができました。
ITパスポートの勉強方法
1. 過去問を解く
社会人で普通に業務をこなしている方であれば、過去問を解くだけで合格できます。
先輩などから過去問書籍をもらえる方は良いのですが、わざわざ買うほどでもありませんので、ネット上の過去問サイトでの対応で十分可能です。
ITパスポート過去問道場は問題数も多く、正答率も算出してくれるのでおすすめです。
通勤時間を活用して3年分ほど解きました
2. 受験する
ITパスポートはCBT方式のため全国の会場での受験となります。
試験開始前の集合時間が早めに設定されていますので遅れないよう注意しましょう。
試験時間は120分ありますが、簡単な内容も多く早く切り上げて終わらせることも可能です。
3. 受験後
試験結果の通知
試験終了後すぐに受験していた端末から試験結果(得点の表示)を確認できます。遅れてITパスポートのマイページからも得点を確認することができます。
総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点(ストラテジ系/マネジメント系/テクノロジ系)もそれぞれ300点以上であることが合格基準となります。
厳密には合格基準を満たしていてもその時点で「合格」とはならないそうですが、不合格になることはそう発生しないと思うのでご安心ください。
受験者端末に表示される試験結果が合格基準を満たしていても、その時点で合格とはなりません。経済産業大臣が合格者を決定します。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/reference/faq.html#qa04
合格発表/合格証書の通知
試験の翌月中旬に合否の発表があり、翌々月中旬に合格証書(紙の原本)が郵送されます。
とても難易度の低い試験ですが、合格証書には経産大臣の署名があり国家資格なんだなと実感します。