グレスデンの包丁を実際に半年使ってみたレビューをご紹介。切れ味が素晴らしく、元の包丁に戻れなくなるほどおススメです。
※あくまで家庭で利用するという観点でレビューしていきたいと思います。
グレスデンとは
グレスデンはホンマ科学という新潟の会社が作っているプロ用の包丁ブランドです。プロ用としてはグレスデンとミソノのUX10が有名だそうで、どちらも1本数万円する高級包丁となっています。
「ナイフの種類(牛刀/筋引/ペティナイフ) × 長さ × くぼみの有無 × ハンドル仕上げ」だけ種類があります。
牛刀
ペティナイフ
筋引
選び方のポイント
複数の種類から選べるのでそのポイントをご紹介。
私は、筋引/24cm/くぼみあり/積層強化木のものを購入しました。
ナイフの種類
家庭で使うのであれば牛刀、ペティナイフの2本があれば十分です。両方持っている方は筋引を購入してもよいでしょう。(私もすでに牛刀とペティを持っていたのでグレステンは筋引きを利用しています)
長さ
家庭の通常のまな板で利用する場合、~21cm程度がおすすめです。
ある程度広さがある場合24cmでも問題なく利用できると思います。
くぼみ(ディンプル)
食材が張り付かないようにくぼみの有無が選べます。基本的にくぼみありがおすすめです。
切った食材が接地する側(右利き用の場合右側)にくぼみがあります。ちなみに私は販売会で両面にくぼみがあるものを購入しました
ハンドル仕上げ
黒色の積層強化木かステンレスかを選択できます。ここは好みの範囲なのでお好きな方をお選びください。
ステンレスは一体成型で汚れがたまらないので衛生的ですが、実際に持った感じ滑りそうだったので私は積層強化木タイプを選択しました。
筋引きの21cmを購入する場合は、ホームタイプの仕上げとなっていてプロ用の形状とは異なるため注意が必要です。
おすすめポイント
とにかく切れる
今まで1万円程度の国産の包丁を利用していましたが、比べ物にならないほどよく切れます。初めて食材を切ったときは感動するレベルです。
ネット上では購入後研がないと切れ味が悪いという書き込みがありましたが、家庭用として使う分には問題ないレベル感です。また、UX10に比べて刃肉が厚く切り抜けが悪いといわれていますが、こちらもプロが使うと違うんでしょうが、家庭で使う分にはそこまで変わらないです。
刃が長持ちする
普通の包丁でもすぐに切れなくなるわけではないですが、研ぎたてのピークの切れ味って意外とすぐにダメになるものです。グレステンはこのピークの切れ味が長持ちするように感じます。
普通の包丁は1週間程度のところグレステンは1,2か月くらいはスパスパ切れるイメージです。
食材が張り付きにくい
包丁側面にくぼみがあるのが特徴で食材を切った時に張り付かず作業効率が高まります。まったく張り付かないわけではないですが、はがれやすくなるので千切りやみじん切りの作業がしやすくなりました。
イマイチなところ
ある程度の重さがある
包丁を利用する際は全く問題ない重さ、逆にしっかりと重量があるので作業しやすくなっているのですが、収納する際は要注意です。
マグネットタイプの包丁ホルダーを利用しているのですが、筋引きの場合幅が細いこともあって、時間がたつとズルズルと滑って落ちてしまうことがありました。マグネットホルダーを利用している方は要注意です。
ちなみにホルダーを縦に2つ連結させて接地したら問題なく利用できました。
購入を迷った製品
misono(ミソノ) UX10
こちらもプロ用の包丁として有名。グレステンよりも少し価格が高め。くぼみのないタイプがベースとなっていますが、サーモンと呼ばれるモデルにはくぼみがあります。
グレステンと比較してどちらを購入するかかなり悩みましたが、実物を触れる店舗が近くになく(検索に引っかからず)実際に触って選べるグレステンを選びました
グローバル 牛刀 G-2
元々利用していた牛刀で10年ほど利用しています。決して悪い包丁ではないのですが、より切れる包丁に買い換えました。
結論
料理が趣味の方にはおススメの包丁です。少し値が張りますが買ってよかったなと思います。