10分でわかる『ノンデザイナーズ・デザインブック』まとめ

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書籍紹介

Robin Williamsの『ノンデザイナーズ・デザインブック』についての要約。
タイトルそのままデザイナーでない人向けのデザインに関する入門書となっています。

社内外にデザイナーがいる場合でも、サービス企画/ページ企画/UIUX改善/メールマーケティングなど非デザイナーがデザイナーに依頼をする場面は多々あります。それっぽい見た目にできるデザイナーは多く存在しますが、情報整理のデザインから考えられるデザイナーはそれほど多くありません(デザインの枠を超えてサービスや業務理解が必要になるため)。雑なオーダーは雑なプロダクトしか生みません。非デザイナーもデザインの基本を理解し1ランク上の仕事ができるようになるための入門書です。

ひと言でまとめると

よいデザインには以下の4つの基本原則がある

①コントラスト
要素が同一でないならはっきり異ならせること。ページ上で資格を引き付ける最も重要な要素になる。

②反復
デザインの視覚的要素を作品全体を通して繰り返すこと。組織化を促進し、一体感を強化する

③整列
ページ上ではすべてを意図的に配置する必要があり、あらゆる要素がほかの要素と視覚的な関連を持つ必要がある。すっきりと洗練された見え方を生み出す

④近接
関連する項目は近づけてグループ化すること。情報の組織化に役立ち、混乱を減らし明確な構造を読者に提示する。

おすすめポイント

本書の第一版は1998年とのことで、事例として挙げられているものが紙媒体が中心となっています。WEB全盛の時代にそっくりそのまま使えるハウツー的な要素は限られているかもしれませんが、基本となるデザインの考え方や配慮すべきポイントなどが書かれています。

冒頭にも記載しましたが、サービス内容や業務フローなどを汲み取ってデザインできるデザイナーは限られているため、ビジネスサイドのメンバーが4つの基本原則を踏まえて少しデザイン側に寄り添ってみることをお勧めします。”寄り添う”というのは具体的にデザインに口出しするということではなく、デザイナーが考える際に必要な情報(サービス情報/業務情報など)を提供してあげることです。

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