ソニーのノイズキャンセリングイヤホンのレビューです。
定価が33,000円、実売でも2万円半ばと高価ではありますが性能高くオススメのです。
WF-1000XM4とは
WF-1000XM4は2021年6月発売のソニーのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンのフラッグシップモデルです。
ちなみに2023年8月から新しいWF-1000XM5が発売となっています
こんな人にオススメ
・通勤通学時に周りのノイズを減らして高音質のサウンドを楽しみたい方に
・リモートワークでの会議など、マイク機能も使いたい方に
プライベートでも仕事でもイヤホンを利用される方におすすめです。
おすすめポイント
ノイズキャンセリング機能
本製品のウリであるノイズキャンセリング機能はかなり強力で、騒がしい場所でも騒音の大部分をカットできるため、ボリュームを下げても十分聞き取ることができます
音質
特に専用のウレタンイヤーピースのフィットして音質も良いです。以前ソニーの1万円クラスの優先イヤホンを利用していましたが、それに引けを取りません
専用Headphoneアプリでの位置情報登録
専用のHeadphoneアプリでノイズキャンセリング機能などについて細かく設定をすることができます。
特にオススメなのがスマートフォンなどと連携して、現在位置から所定の設定にコントロールできること
設定1:自宅/職場
基本的にリモート会議で用いるため、ノイズキャンセリングありで設定しています
設定2:歩行中
ノイズキャンセリングしていると周囲の情報がわからないため、外音取り込みをONにしています
設定3:最寄り駅、乗換駅
通勤時に資格の勉強や読書などで集中していると、お恥ずかしながらついつい乗り過ごしてしまうことがあります。
最寄り駅や乗り換え駅を登録し、ノイズキャンセリングOFFにすることで駅が近づいたことがわかり乗り過ごしがなくなりました。
イマイチなところ
初期ロットでバッテリー不具合あり
比較的新しいバージョンでは対応済みだそうですが、発売当時の初期ロットではバッテリーの不具合が発生するトラブルがあります。
充電中に異常に熱くなり、バッテリーが30分程度しか持たなくなります。
私自身も初期に購入したため、購入して1年過ぎた頃から上記のような症状が出始めて、使えなくなってしまいました。リモートワークでイヤホンの充電が30分しか持たないのは致命的でかなり困りました…
ただし、メーカーにて無償修理を受け付けており、こちらに依頼しました。
保証書やレシートなど不要で無料で引取修理をしてもらえます。同じような症状の方がいらっしゃいましたらぜひ利用してみてください。
純正イヤーピースが劣化する
在宅勤務などで比較的長時間装着していることが多く、イヤーピース(耳の穴の中に入るウレタンの部分)が劣化してきます。
これまでのソニーのイヤーピースはゴム製でしたので特段問題なかったのですが、WF-1000XM4のイヤーピースはウレタン製で劣化するとひび割れてしまい、使い続けているとボロボロ担ってしまいます。数年持ってくれると良いのですが、半年ちょっとで劣化してきてしまうので今後素材を改善してもらえるといいですね。
イヤーピースが劣化した方は交換用のイヤーピースが販売されています。
結論
仕事、プライベート両方でイヤホンを使用される方にオススメです。
価格が高めではありますが2022年末現在では2万円半ばくらいまで価格が下がっており、買いやすい価格帯になってきているのかと思います。