カメラ/写真撮影

冬季の美瑛・富良野の撮影スポットと注意点

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冬の美瑛の撮影スポットと注意点について、実際に12月/1月の冬季に美瑛と富良野で撮影した際の備忘録です。

美瑛はオーバーツーリズム(旅行者と地元住民との軋轢)により問題が発生しています。観光協会の指示に従い、美瑛・富良野の景色を”撮影させていただいている”ことを忘れずに楽しみましょう。

撮影スポット

クリスマスツリーの木

とにかく有名な撮影スポット。丘の上に1本だけそびえたつ樹木。

冬シーズンは特に海外の観光客向けに人気スポットと思われ、日中は常時撮影者がいるスポットになります。各種ニュースメディアでもオーバーツーリズムの代表として取り上げられるようなスポットで、常時路上駐車が発生、路上を占有している撮影者が存在するスポットです。

アクセスの方法は年度ごとに観光協会から指示があるのでそれに従うようにしましょう。2025年の場合、冬季(9~17時)において周辺地域への駐車は禁止となっています。

おすすめ度★★★★☆
レンズ標準
駐車場なし
混雑★★★★★
方向西向き
おすすめ撮影時間帯早朝、深夜

撮影のコツ

クリスマスツリーの木の周辺100m程度の路上からが撮影スポットになり、西~南西方向に向けて撮影が可能

冬季の日中は特にインバウンドの旅行客が多いため、落ち着いて撮影することは困難です。深夜早朝は人が少なくなりますので落ち着いて撮影したい場合は時間をずらして撮影しましょう。2025年は9時~17時が駐車禁止時間となりますので、それ以外の時間帯での撮影がよいでしょう。

マイルドセブンの丘

丘の上の防風林が印象的な撮影スポットです。

来訪者はある程度あり常に10人以上はいるような場所ですが、撮影範囲はある程度広く比較的撮影しやすいです。また近くに駐車場もありアクセスしやすくおススメの撮影スポットです。

おすすめ度★★★★☆
レンズ広角~標準
駐車場あり
混雑★★★☆☆
方向南向き
おすすめ撮影時間帯12~14時

撮影のコツ

逆光の時間帯は雪上に樹木の影が映り幻想的な写真が撮影できます。南向き~やや南西向きのため正午過ぎの撮影がおすすめです。
標準域での撮影は平凡な写真になりがちなので、広角よりで撮影するのがおすすめです。

八幡丘ツリー

クリスマスツリーの木と同様に丘の上にポツンと樹木系の撮影スポット

ただし、こちらはほとんど国内外の方に知られていないのか撮影者はほとんどいませんでした。
※撮影は路上からになるため周囲の交通状況に注意して撮影しましょう。

おすすめ度★★★★☆
レンズ標準
駐車場なし
西に100m程度のところに八幡丘会館があり、駐車できる
混雑★☆☆☆☆
方向東向き
おすすめ撮影時間帯???

美馬牛小学校の見える丘

美瑛の丘からの朝焼けの撮影として有名なスポットとなります。

以前はGoogleマップにスポットができていたのですが削除されていたため、撮影スポットの保全のためおそらく記載しないのがルールと思われスポットの記載はしません。ただ、方角などからGoogleMapとストリートビューでスポットを特定することができます。

おすすめ度★★★☆☆
レンズ望遠
駐車場なし
混雑★☆☆☆☆
方向東向き
おすすめ撮影時間帯???

(非推奨)ケンとメリーの木

こちらも有名な撮影スポットらしく、冬季はインバウンドの旅行客でにぎわっています。

近くに観光バスも駐車できる駐車場がありアクセスという点ではよいのですが、人が多すぎて風景写真として撮影することは不可能です。

おすすめ度★☆☆☆☆
レンズ標準
駐車場あり
混雑★★★★★
方向東向き
おすすめ撮影時間帯???

(非推奨)拓真館

風景写真家の前田真三自身が開設した写真ギャラリーとなっており、写真を楽しむだけでなく白樺回廊など撮影スポットもあります。

こちらも大型バスの駐車場を備えておりアクセスはよいのですが、冬季にはインバウンドの方が多く白樺回廊で撮影することは困難です。

撮影とは別で美瑛や富良野の撮影の参考にするのはありです。

おすすめ度★☆☆☆☆
レンズ標準
駐車場あり
混雑★★★★★
方向???
おすすめ撮影時間帯???

気候

とにかく寒い

冬の美瑛/富良野はとにかく寒いです。私が撮影した際は1月で明け方の最低気温が-20℃にもなっていました。

天気がすぐ変わる

風が強ければ比較的天気は変わりやすく、曇っていて撮影に向かない場合でも時間をおいて訪れることで天候が改善している場合があります。また、各種撮影スポットの方角によっては晴れ間が見えることもありますので、雲の晴れ間と撮影方角を意識しながら回っていくとよいでしょう。

装備

カメラ関連

カメラ本体

フルサイズでもマイクロフォーサーズでもセンサーサイズでも差異はほとんど出ません。

ただ、冬季は屋内外での寒暖差が大きく結露に注意しましょう。
撮影時はカメラ本体が氷点下以下になりますので、移動の際の車内に持ち込んだだけでもカメラ本体が結露してしまいます。

結露は「暖→寒」への移動は問題ありませんが、「寒→暖」の場面で発生しますので、屋外での撮影が終わったらカメラバッグにしまい、暖かい空気に直接触れないよう注意しましょう。

レンズ

標準レンズ(24-70mm)が基本で、今回撮影したスポットはほぼ撮影することができます。特徴的な撮影をするために広角や望遠のレンズを用意するとよいでしょう。

風景写真が中心となるためF値の小ささはあまり影響せず、F4通しの小三元レンズでも問題なく撮影できます。

晴れていても雪がちらつくことがあり、また結露などの問題のありますのでなるべくレンズ交換は最小になるように注意しましょう。

ブロワー

雪がちらつくことがあるのでレンズに付着した雪を払うためのブロワーは必須です。

(夜間撮影の場合)ストロボ

夜間に、雪のボケを撮影するにはストロボが必要です。あくまでカメラに近い位置にある雪を写しとどめるものになりますので小型のライトで問題ありません。

服装

関西在住のため寒冷地仕様の服装は少なく、また寒冷地での撮影頻度も高くないので手持ちの服装を工夫して乗り切りました。

上半身はTシャツ、フリース+ユニクロのウルトラライトダウンなどの重ね着で、下半身はユニクロのヒートテックとヒートテックのズボンを着用しました。上半身は重ね着しやすい一方、下半身は枚数が限られますのでなるべく暖かくなる服装を選びました。靴下はなるべく分厚いものを履き、靴下用のホッカイロを貼りました。

またズボンの裾は雪で濡れやすくなるので防水スプレーを事前に塗布しておきました。

また、体温が逃げやすいのは頭部からだそうで、ニット帽も被るようにしました。耳の防寒にも役立つので一石二鳥です。

シューズはさすがに普段履きのものは利用できず、NORTH FACEのトレッキング用のシューズを購入しました。本来であればスノーシューズなどモコモコの防寒対策が施され、靴底も氷上でのグリップを高めるようなものが望ましいですが、数年に一度の撮影となるためそこまでの出費はできず、一般的なトレッキングシューズにしました。

都市部でのアイスバーンや凍結路面ではさすがにこの靴でも滑りますが、雪上であれば特に滑ることもなく、美瑛/富良野での撮影では特に困ることはありませんでした。

レンタカー

夜間早朝,複数日での撮影の場合

美瑛にはレンタカー業者がないので旭川市内でレンタルして美瑛/富良野まで移動することになります。特に朝夕はドラマチックな景色が撮影できるのでレンタカーの利用をお勧めします。

日中~単日での撮影の場合

住友商事北海道の提供しているカーシェアが便利でした。

美瑛町の駅から徒歩圏内にカーシェアのスポットがあり、オンラインで予約スマートロッカーを使った無人での鍵の受け渡しとなり、待ち時間はありません。またガソリン代、保険料込みのためレンタル料以外の料金が発生しないのが良いです。

車種はトヨタのパッソとヤリス、ダイハツのハスラーの3台があります。どちらも4WDの設定となっているようです。

ただし、貸し出しの時間が7時~20時となっており、早朝や夜間の利用はできません。また複数日利用の際も一度返却する必要があるので短時間でのレンタルに向いています。

→2025年から24時間レンタルが可能になったようです。

カーナビの設定

美瑛の撮影スポットはカーナビに登録されていないものがほとんどで、スマホGoogleMapを頼りに移動しました。撮影したいスポットをあらかじめブックマークしておき、周遊するようにしましょう。

雪道の運転

普段車を所有しておらず、レンタカーのみでの運転(年に数回)という状況で雪道の運転にかなり心配していましたが、結果的に問題なく運転できました。

私が訪問したのが厳冬期であり、最高気温も氷点下以下という状況であったため、普段のアスファルトの路面とほとんど変わらず運転することができました。

宿泊

美瑛町には宿泊施設も限られており、また早朝は撮影に出かけるためなるべく宿泊費は抑えたいところ。どちらも風呂(シャワー)/トイレ共用になりますが快適に過ごせた宿泊施設になります。

フォテージ in 美瑛

美瑛駅からも徒歩圏内で、向かいにローソンがあるため夜食や必需品の買い出しが非常に便利です。

スタッフが21時までの在住となり、それまでにチェックインが必要となりますので夜遅くのチェックインの際は注意が必要です。部屋はやや狭めでしたが清潔感のあるお部屋でした。

カフェロッジ Touch Wood

部屋は広めで快適でした。美瑛/富良野エリアは食事ができる場所が限られており、カフェも併設されているのは非常に助かります。カフェエリアには暖炉とロッキングチェアがあり、空いた時間はゆったりできそうでした(私は撮影が忙しくてあまりゆっくりできずじまいでした…)。晴れていると雄大な景色が楽しめます。

難点は近くにコンビニや商店がなく、事前に車などで買い出しに出かける必要があるのと、使い捨てのバスタオルが全く水を吸わず使いにくい点かなと。バスタオルは追加費用払えば通常の布タイプのものを貸し出ししてもらえるようです。

グルメ

じゅんぺい

美瑛の有名なエビフライ屋さんです。

美瑛とオーバーツーリズム

昨今、美瑛町はオーバーツーリズムの代表格として有名になってしまっています。

撮影時や駐車の際は周囲や現地住民の方々に気を配りましょう。また冬場は畑の中に入らないよう、規制線を越えての撮影は厳禁です。ルールを守って長く写真を楽しめる環境を撮影者も一体となって作っていきたいですね。

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