Peak Designから2025年10月に発売されたカメラストラップのカフレザーを実際に1ヶ月使ってみたレビューをお届けします。
本革ならではの質感や所有感は非常に魅力的ですが、従来モデルと比べると使い勝手の面では一長一短に感じる部分もありました。
本記事では、その良い点・気になる点を率直にまとめます。
カフ リストストラップ レザーとは
「カフ レザー」は、Peak Designが展開する人気リストストラップ「カフ」の牛革バージョンです。
従来モデルのカフについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
基本構造や使い方は従来品と同様で、
- Peak Design独自のアンカーリンクによる着脱
- 片手で操作できるカフスタイル
といった特徴はそのまま継承されています。
私自身、普段からレザー製品を好んで使っていることもあり、「これはぜひ試したい」と思い購入しました。
従来品との比較
従来品であるPeak Design カフとの比較になります。

従来品と比較してストラップの長さはやや短めとなっています。
またアンカーリンクとの接続部のデザインはかなりスタイリッシュとなっています。
従来品はベルト内にマグネットが挿入されており、カメラに接続していない場合はマグネットで腕に巻き付けることができましたが、新型のレザーカフはこれらの機能は装備されていません。

また、接続部が薄くなったことで全体的なデザイン性は向上していますが、その分、機能性が犠牲になっている部分もあると感じました(詳細は後述します)。
おすすめポイント
レザーの質感
レザー好きとして最も重視しているポイントですが、革のクオリティは非常に良好です。
コバ(断面)の処理も丁寧で、安っぽさは一切ありません。
「カメラアクセサリーとしての実用品」でありながら、所有する喜びを感じられる質感で、満足度は高いです。

アンカーリンクの機能性
アンカーリンクによる着脱の自由度や、撮影時の機動性は従来品と同様に優秀です。
また、標準付属のアンカーリンクがブラックカラーになっており、カメラやレザーストラップの色味と自然に馴染む点も好印象でした。
イマイチなところ
アンカーリンクの着脱がしにくい
最大の不満点がここです。接続部が薄型化されたことで見た目は洗練されましたが、その反面、アンカーリンクの着脱が明らかにやりにくくなりました。
従来品は厚みがあった分、内部バネの可動範囲が広く、片手でも比較的スムーズに操作できました。
一方、レザーカフでは薄型化によりバネの可動範囲が狭くなり、着脱時に指先の力と慣れが必要になります。
慣れの問題とも言えますが、「デザイン性と機能性の両立」を得意としてきたPeak Designらしくない弱点だと感じています。
レザー特有の馴染み
これはカフレザー固有というより、レザー製品全般に共通する点ですが、新品の牛革はどうしても硬さがあります。
レザー製品に慣れている方であれば想定内ですが、初めての方は「腕に馴染まない」「違和感がある」と感じるかもしれません。
数か月かけて使い込み、革を腕に馴染ませていく前提の製品だと理解しておく必要があります。
結論
レザー好きであれば間違いなく“推し”の一品です。
質感・デザイン・所有感は従来品以上で、カメラアクセサリーとしての満足度は非常に高いです。
ただし、
- 機能性を最優先したい
- コストパフォーマンスを重視したい
という場合は、従来品のカフで十分だと思います。
価格は従来品より約5,000円高いため、「レザーに特別な思い入れがあるかどうか」が選択の分かれ目になるでしょう。

