SONYのミドルレンジスマートフォンXperia10vi SIMフリー版(XQ-ES44)を実際に2週間使ってみたレビューをご紹介。
安定感のある国産ミドルレンジスマホですが、YouTubeアプリの不具合などがあり現状ではあまりオススメできない端末です。
Xperia10Ⅵとは
Xperia10Ⅵは、SONYのミドルレンジスマートフォンです。21:9の縦に長い画面サイズが特徴で、画面サイズと比べて細身で持ちやすい、画面分割して効率的に利用できるなど様々なメリットがあります。
定価は現在の利用回線の格安SIMのmineoで68,640円でした。
そこからmineoでの長期利用特典で7,000円引き、さらに期間限定のSONYのキャッシュバックキャンペーン(購入:~2024/9/9, 応募:~2024/9/16)で5,000円戻ってくるので実質56,640円で購入できました。
モデル | SIMフリーモデル(XQ-ES44) |
発売日 | 2024年7月5日 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform |
内蔵メモリ | 128GB(ROM) / 6GB(RAM) |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
画面サイズ | 6.1インチ(21:9) / 2520×1080 有機EL トリルミナスディスプレイ for mobile |
背面カメラ | 16mm(超広角):約800万画素 26mm/52mm(広角):(26mm撮影時)約4800万画素/(52mm撮影時)約1200万画素 |
イヤホンジャック | 〇 |
サイズ | 68mm×155mm×8.3mm |
重量 | 164g |
耐水防水 | IPX5/IPX8 |
外部メモリタイプ | microSDXCメモリーカード |
認証機能 | 指紋認証 |
デュアルSIM | nano-SIM/eSIM DSDV対応 |
おすすめポイント
21:9の縦長ディスプレイ
縦長ディスプレイのため画面サイズに比べて横幅が細く手になじみやすいサイズとなっています。
またマルチウインドウとして複数画面を同時に表示できるので、YouTubeを見ながらブラウジングや、メールを見ながらマップ操作など便利に利用できます。
5,000mAhの大容量バッテリー
大容量バッテリーで、普段通りに使っても2日間ほどバッテリーが持ちます。
夜に充電し忘れても安心です。また、CPUはスペックアップしていますが以前のXperia 10シリーズよりも持ちが良いように感じます。
イヤホンジャック/SDカード/指紋認証に対応
いずれも最新技術ではないどちらかというと枯れゆく技術ですが、あると安心な装備が充実しています
3.5mmのイヤホンジャック
基本Bluetoothのワイヤレスイヤホンを利用しているのですが、バッテリー切れなどの際に有線イヤホンを利用することがあります。イヤホンジャックがあると安心です。
microSDXCメモリーカード
写真や動画撮影が多い方もmicroSDカードに対応しているのでストレージを増やすことができます。
指紋認証
iPad Proを利用しているのでFace IDも利用していますが、認証が機能しない場面が多くストレスが溜まります。
指紋認証であればそのようなイライラから解消されるのでタブレットよりも起動頻度の高いスマホには必須装備だと思っています。
イマイチなところ
YouTubeアプリで不具合が発生している
冒頭にも記載しましたが、現在(2024/8/24)YouTubeアプリでの不具合が発生しており、動画再生時にアプリが停止してしまう不具合が発生しています。
Xperia10Ⅵでのみ発生している問題で、SNSなどでも同様の事象が発生しているとの投稿が多数存在します。詳細は下記の記事をご覧ください。
(2024/9/12追記)本不具合は本体ソフトウェアの更新により解決されました。
YouTube以外にも動作が重い場面がある
YouTubeほどではありませんが、不定期でたまに動作が重くなる場面があります(タップしても動作しないなど)。
コスパがめっちゃいいわけではない
中華スマホのようにコスパに優れているわけでもなく、いたって普通のスマホです。
私自身、スマホゲームなどはせず動画視聴/SNS/WEBブラウジングなどライトユースのため、これくらいのスマホで十分間に合っています。
Xperia10Ⅵを購入したら
Xperiaは比較的衝撃での画面割れは少ない機種ですがそれでもガラスフィルムやケースなどで保護しておくことをおススメします。私は何度も救われました。
ガラスフィルム
LEPLUSのガラスフィルムがおすすめ。以前「RYECHER」というブランドのガラスフィルムを購入しましたが、モアレ状に画面がざらつきかなりストレスでした。さらに1ヶ月程度でフィルムにヒビが入ってしまい買い替えました。
LEPLUSのガラスフィルムはかなりクリアで今のところ非常に気に入っています。
ケース
購入を迷った製品
Xperia1Ⅵ
Xperiaのフラッグシップモデルです。
写真撮影も趣味のため、カメラ性能のよいXperia1viも検討しました。デジタル一眼のαシリーズで培ったAF性能や光学ズームはかなり魅力的でした。
ただ、価格が19万円ほどになるため、数年で買い換えるスマホとしては高額すぎると思い購入を見送りました。
Xperia5Ⅴ
同じくXperiaのハイモデルとなります。
以前利用していた端末が故障したため早期の端末交換が必要となり、ほぼ1年型落ちしていたXperia5Ⅴに魅力を感じず見送りとなりました。10ⅥのYouTubeアプリの不具合などを考えると5Ⅴにしておけばよかったと後悔…。
Apple iPhone 15 Pro
こちらもカメラ目的で候補となっていましたが、普段の利用用途からするとハイスペックすぎて見送りました。
結論
オールマイティに使えるミドルレンジスマホです。21:9の画面サイズは唯一無二の存在です。