- ハイスペックなマシンのはずなのにスペック通りの処理速度がでない
- PCの設定を変更してから以前よりも処理速度が落ちた気がする
- タスクマネージャー上では余裕がありそうなのにPCがセーブしている気がする
そんな場合の設定の確認事項についての備忘です。ポイントは「コントロールパネルの設定」と「windowsの設定」でパフォーマンス設定がそれぞれ存在し、連動していないことにあります。
コントロールパネル
「コントロール パネル\システムとセキュリティ\電源オプション」にてパフォーマンスの設定ができます。「プラン設定の編集 > 詳細な電源設定の変更」から細かな設定ができます。
「プロセッサの電源管理」で最大値に制限をかけていないかチェックしましょう。
windows設定アプリ
Windowsの設定アプリの「電源とバッテリー」を開き、「電源モード」で「最適なパフォーマンス」を選択します。


設定の落とし穴
これまでコントロールパネルの設定についてはチェックしていたのですが、設定アプリの方を見落としており、電源接続時にも「最適な電力効率(省エネモード)」を設定していました。
そのため、いくらコントロールパネル側でパフォーマンス重視の設定をしていても、設定アプリ側で制限がかかっている状態となっていました。
※おそらくPCのバッテリーの持ちが悪かったので設定変更した際に、誤って電源接続時の設定も変更してしまったようです。
設定前後でのパフォーマンス変化
機械学習でPCに負荷をかけた状態でのタスクマネージャーでのパフォーマンスの変化です。

変更前(左)は使用率が90%前後、1.8GHz程度で動作していましたが、変更後(右)は使用率がほぼ100%、3GHz程度で動作するようになりました。